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神里雄大

1982年、ペルー共和国リマ市生まれ。岡崎藝術座主宰。父方は沖縄出身のペルー移民。10代の数年をパラグアイ共和国、アメリカ合衆国などで過ごす。2006 年『しっぽをつかまれた欲望』(作:パブロ=ピカソ)で利賀演出家コンクール最優秀演出家賞を最年少受賞。『ヘアカットさん』 (2009) 、『(飲めない人のための)ブラックコーヒー』(2013)、『+51 アビアシオン, サンボルハ』(2015)がそれぞれ、岸田國士戯曲賞最終候補にノミネートされるほか、文芸誌「新潮」で戯曲が掲載され、過去作の中国語翻訳版が香港で上演されるなど、その作家性に注目を集めている。『亡命球児』(「新潮」2013年6月号掲載)によって、小説家としてもデビュー。昨今は、政治や社会情勢への態度を積極的に作品に反映させながら、わかりあえない他者との共時性をテーマとした作品を発表している。2016年10月より、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてアルゼンチン・ブエノスアイレスに1年間滞在した。2011年度〜2016年度公益財団法人セゾン文化財団ジュニア・フェロー。

岡崎藝術座

2003 年、神里雄大の演出作品を上演する団体として結成。2010年から2012年にかけ、3年連続でフェスティバル/トーキョーに参加。 2012年『放屁蟲』(『レッドと黒の膨張する半球体』)で台北アーツフェスティバル(台北)、2016年には『+51 アビアシオン, サンボルハ』でシドニーフェスティバル(オーストラリア)、クンステンフェスティバルデザール(ベルギー)、フェスティバルドートンヌ(フランス)に招聘され、海外進出を果たしている。

経歴・上演歴

2003年
神里雄大の作品を上演する団体として、岡崎藝術座を結成
2006年
『しっぽをつかまれた欲望』(演出)で第7回利賀演出家コンクール最優秀賞演出家賞受賞
2007年
『雪いよいよ降り重ねる折からなれば也』(作・演出)発表[第14回BeSeTo演劇祭参加作品]
2009年
『ヘアカットさん』(作・演出)発表[こまばアゴラ劇場2009年秋のラインナップ、第54回岸田國士戯曲賞最終候補作品]
2010年
『リズム三兄妹』(作・演出)再演[坂あがりスカラシップ対象公演]
『古いクーラー』(作・演出)発表[フェスティバル/トーキョー10公募プログラム]
2011年
『街などない』(作・演出)発表[坂あがりスカラシップ対象公演]
『レッドと黒の膨張する半球体』(作・演出)発表[フェスティバル/トーキョー11主催プログラム作品]
2012年
『アンティゴネ/寝盗られ宗介』(演出)発表。横浜、熊本で上演
第7回ベルリンビエンナーレ若手芸術家ディスカッションプログラム「Working visit」参加
『放屁蟲』(『レッドと黒の膨張する半球体』)で第14回Taipei Arts Festivalに招聘される
『隣人ジミーの不在』(作・演出)発表[フェスティバル/トーキョー12主催プログラム作品]
2013年
『(飲めない人のための)ブラックコーヒー』(作・演出)発表[第58回岸田國士戯曲賞最終候補作品]
東京・京都・熊本・鹿児島の4都市ツアーを開催
文芸誌「新潮」2013年8月号誌上に『亡命球児』発表
2015年
『+51 アビアシオン, サンボルハ』(作・演出)発表[第60回岸田國士戯曲賞最終候補作品]
横浜、鹿児島、熊本、京都、東京、福岡、仙台、札幌で上演
『イスラ! イスラ! イスラ!』(作・演出)発表。京都、東京、横浜で上演
2016年
『+51 アビアシオン, サンボルハ』『イスラ! イスラ! イスラ!』の二本立て公演を横浜、三重で開催
World Voices Festival 2016(ニューヨーク)にて、『+51 アビアシオン, サンボルハ』がリーディング上演される
『+51 アビアシオン, サンボルハ』でSydney Festival2016(オーストラリア)、Kunstenfestivaldesarts(ベルギー)、
Festival d’Automne à Paris(フランス)に招聘される
2017年
『+51 アビアシオン, サンボルハ』インドネシアツアー。ジャカルタ、ジョグジャカルタの2都市で上演
『バルパライソの長い坂をくだる話』発表[KYOTO EXPERIMENT2017主催プログラム作品][第62回岸田國士戯曲賞最終候補作品]