20年7月発表!『カオカオクラブ.mp3』

KHAO KHAO CLUB

神里雄大が、ドイツ・ブラウンシュヴァイクの国際舞台芸術祭「フェスティバル・テアターフォルメン」に参加!
フェスティバルは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の影響により、“A Sea of Islands”というテーマのもとオンラインで開催。神里雄大は音声作品を発表します。

2019年12月から2020年2月にかけて、《南方から「歴史」を読み換えるリサーチコラボレーション》として、マレーシアの演出家・キュレーター・研究者のマーク・テとともに琉球諸島・タイ北部を巡り実施したリサーチを経て、創作する新作。
劇場版『カオカオクラブ』の発表延期に伴い、2020年はオンライン版を創作。フェスティバル・テアターフォルメンで第一弾を発表後、連続シリーズとしてオンライン版を複数回発表します。

詳細は7月上旬公開予定。
フェスティバル・テアターフォルメン公式WEBはこちら



焼酎の起源をたどり地図を描き直す

日本の酒として知られている焼酎は、タイから琉球を経由して運び込まれたと言われている。神里雄大は、かつての琉球王朝がそうだったように、沖縄が日本とアジア諸国をつなぐ中継点になるのではないか、という仮説をもとに、琉球諸島(奄美大島、徳之島、沖縄本島、宮古島など)、そしてタイ北部のチェンマイ県・プレー県で蒸留酒についてリサーチを実施。蒸留酒が運ばれてきた足跡をたどり、東南〜東アジアの境界のゆらぎを見つめる。

我々は観客として、劇場で作品を見るという行為に自分自身の身体への影響を感じているのではないか。今回創作するオンライン版「演劇作品」では、観客(視聴者)ひとりひとりの脳内で上演が立ち上がる設えにすることで、観客の身体に演劇体験をもたらす。



カオカオクラブ.mp3

配信日|2020年7月11日(土) 午前 2:00〜7月13日(月) 午前 7:00
  (ドイツ時間 7月10日(金) 19:00〜7月12日(日) 24:00)
言語|日本語(英語・ドイツ語戯曲を公開予定)
上演時間|約30分(予定)

クレジット|
作・演出:神里雄大
出演:浦田すみれ
テクニカルチーム:玄宇民、和田匡史
プロデューサー:黄木多美子(precog)
プロジェクトマネージャー:水野恵美(precog)
企画制作:株式会社precog

共同リサーチ:マーク・テ

主催・製作:一般社団法人P、岡崎藝術座
共同製作:Festival Theaterformen 2020
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、公益財団法人セゾン文化財団(助成事業:南方から「歴史」を読み換えるリサーチコラボレーション)