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[作]神里雄大
[初演年]2015年
[上演時間]約80分
[出演]
熊本、京都、東京、横浜公演: 稲継美保、嶋崎朋子、武谷公雄、松村翔子、和田華子
三重公演: 稲継美保、遠藤麻衣(二十二会)、小野正彦(岡崎藝術座)、武谷公雄、和田華子
釣りをしながら居眠りをしてしまい、目を覚ますと絶海にいた。絶望していると、とんでもない大きさの怪鳥が現われ攻撃してきたので、海に沈んだ。気づくとどこかの島にいて、人間もいたが、こいつらは野蛮人である。高度文明の日のいずる国からきた私は、王としてこの島に君臨し、野蛮なこいつらに文明とはどういうものなのか教育してやらなくてはいけない。
イスラとはスペイン語で「島」の意味。セリフは王が兵隊たちに語りかける言葉のみ。高知〜小笠原取材を経て、架空の島に外来種がやってきて、島の文化やかたちそのものを変えていく様、寓話的に語る。
文明に取り残された原住民が島の言葉を聞くための儀式を行なうという体で演出し、出演者は終始仮面をつけている。ニューヨークでもリーディング上演された。
上演記録
2015年〜2016年ツアー/岡崎藝術座公演
熊本公演 2015年12月3日・4日、早川倉庫
京都公演 2015年12月17日〜20日、京都芸術センター フリースペース
東京公演 2016年1月9日〜17日、早稲田小劇場どらま館
横浜公演 2016年2月3日〜8日、STスポット
三重公演 2016年7月9日・10日、三重文化会館 小ホール
リーディング上演
2018年11月13日ニューヨーク 演出:Sarah Hughes 出演:Tony Torn @Segal Theatre
クレジット
美術
稲田美智子
照明
筆谷亮也
音響
和田匡史
衣装
藤谷香子(FAIFAI)
技術監督
寅川英司
技術助手
河野千鶴
舞台監督
渡部景介[熊本・京都公演]、横川奈保子[東京・横浜公演]
映像
ワタナベカズキ
写真撮影
富貴塚悠太
宣伝美術
古屋貴広(Werkbund)
英語字幕翻訳
オガワアヤ
制作協力
古殿万利子(劇団きらら)[熊本公演]、加藤仲葉[三重公演]
制作
内山幸子、川崎陽子
企画制作
株式会社precog(統括プロデューサー:中村茜、チーフプロデューサー:黄木多美子、デスク:河村美帆香、制作:松本花音、兵藤茉衣、制作インターン:穂坂拓杜、デスクアシスタント:水野恵美)
製作・主催
岡崎藝術座、株式会社precog
三重公演主催
岡崎藝術座、株式会社precog、三重県文化会館
共催
京都芸術センター[京都公演]、早稲田大学[東京公演]、STスポット[横浜公演]
助成
公益財団法人セゾン文化財団、芸術文化振興基金、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)[東京公演]、ACY アーツコミッション・ヨコハマ[横浜公演]
協力
プリッシマ
後援
レディオキューブFM三重[三重公演]