神里雄大/岡崎藝術座 2019年新作「ニオノウミにて」情報公開!

2019年10月から京都・那覇・横浜の3都市で上演する新作、神里雄大/岡崎藝術座『ニオノウミにて』の情報を公開しました!
京都公演は7月26日(金)チケット発売開始です。
京都公演限定、“助六弁当食べながら観劇できるチケット”も発売します!詳細は特設サイトにてご確認ください。

神里雄大/岡崎藝術座「ニオノウミにて」特設webサイト

神里雄大/岡崎藝術座「ニオノウミにて」

作・演出:神里雄大
出演:浦田すみれ 重実紗果 嶋田好孝

京都公演 2019年10月25日(金)~27日(日) @京都芸術センター
那覇公演 2019年11月8日(金)~10日(日) @アトリエ銘苅ベース
横浜公演 2020年1月11日(土)~19日(日) @STスポット

<ノート ー神里雄大>
琵琶湖で釣りをして、回収ボックスに入れたり、リリースしたりした。様々な立場の人の話を聞いて、生態系保存と治水の関係を考え、外来魚駆除大会へも行き、ブラックバスを食べ、湖岸を一周した。いつもざわざわしていた。
複雑に絡むそれぞれのトピックは立場のちがいを際立たせて、対立するか無視し合うかしか先はない、みたいな感じがして、こわかった。いまの世の中の縮図を見た気がしてしまった。
でも、琵琶湖はいつまでも見ていたいほどうつくしくて、
漁師たちの住む沖島も湖岸から見た竹生島も、神秘的な雰囲気に満ちていた。能の「竹生島」をこの作品の参考にすることに決めた。
生き物に内も外もあるのだろうか、人間にそれを決める権利などあるのだろうか。
こわい、けれどもうつくしい琵琶湖のことを想像しながら、キャストやスタッフたちと話し合いつつ、創作する。